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椎間板ヘルニア
2019/07/23
7月22日(月)
椎間板ヘルニアとは骨と骨の間にある椎間板というクッションにストレスが加わり神経を圧迫、痛みやしびれを起こす病気です。
医療機関ではMRIで確定診断を行い、けん引や電気、温熱治療を行います。日常生活に著しく支障をきたしたり症状が激しい場合は手術も検討されます。
当院でもヘルニアと診断され来院される方がみえますが、痛みやしびれがヘルニアそのものよりも筋肉や骨格のゆがみが原因と思われる方が多くみえます。
先日も腰と右のおしりの激しい痛みの方が来院されました。
前かがみの姿勢が辛く杖を使わないと歩けない状態で、近所の整形外科でヘルニアと言われMRIの予約をされたそうです。
治療は前かがみになった時に痛むことから右の腸骨筋、大腰筋、外側広筋、前脛骨筋に対してのアプローチを行いました。腰はほとんどさわっていません。
治療後は前かがみの姿勢ができ杖無しで歩けるようになりました。2日後見えた際はさらに改善しており痛みはほぼ取れてました。
この患者さんはMRIを撮るとヘルニアはあるかもしれませんが、1回の治療での改善具合から痛みの原因は上記でも述べた骨格のゆがみや筋肉の過緊張、血流の悪さだと考えられます。
医療機関でヘルニアと診断されても当院で対応できた症例は多数ありますのでお悩みの方は御相談下さい。