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心因性腰痛
2020/10/20
10月20日(火)
腰痛の原因は椎間板ヘルニア、ぎっくり腰、加齢による骨の変形、内臓性腰痛などさまざまですが、心因的ストレスが原因で起こる腰痛があることはあまり知られていません。
心因的腰痛の特徴としては検査や画像上では大きな異常はみられず、電気、温熱、けん引など一般的な腰痛治療での効果が出にくい特徴があります。
多くは慢性腰痛に移行しやすく、痛み止めの薬を飲んでも効かない事が多いので薬の種類や量が増えていくという悪循環に陥りやすくなります。
慢性化した腰痛で心因的ストレスが原因となるものは増加傾向にあると言われ、新型コロナによる生活様式の変化で今後もますます増えていくと思われます。
心因性腰痛はご本人も原因に気づいていない事が多いため、詳しいカウンセリングとともに治療にあたる必要があります。
抗うつ剤や抗不安薬が効果的な場合もあり医療機関との連携をとる事が大切になってきます。