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坐骨神経痛
2015/06/27
6月27日(土)
60代女性
10年前子宮筋腫で子宮全摘手術を行なってから慢性的な腰痛に悩まされる
健康維持のため30分の散歩を日課にしていたが、昨年末から10分程の歩行で左側のおしりから太もものしびれが出だした。しばらく休むと再び歩ける。
最近しびれがひどく、常に感じるようになった。
美容院を経営しており長時間の立ち仕事がつらい。
この方は子宮筋腫の全摘した事で、東洋医学でいう腎(じん)を傷めたのがきっかけとなり、加齢や立ち仕事の疲労もあわさって腰痛、しびれを発症したと考えました。
10分程度は歩けるという事なので、脊中管狭窄症での間欠性破行(かんけつせいはこう)は除外しましたが、進行し日常生活に支障が出てくると手術の対象になる場合もあります。
治療は腎の弱りを補い、痛みに沿った経絡の流れを改善する事をメインに行いました。
5診目終了時点で、30分間休憩無しで散歩できるまで改善
高齢の方で慢性化した症状の場合改善までには時間がかかる事も多いのですが、今回は早い段階で効果が出ました。