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坐骨神経痛への治療
2019/08/09
8月9日(金)
70代 女性
一ヶ月ほど前から左腰から太もも、ふくらはぎにかけての重だるさや痛みを感じる。
最近痛みが強くなり夜中に目が覚めたり、階段の昇り降りがしんどくなる。膝を曲げると痛み正座ができない。
近所の整形外科では腰の骨の隙間が狭くなっており坐骨神経痛と診断されました。シップと痛み止め、ビタミン剤を処方され2週間様子をみるも改善しない為当院に来院されました。
今回の治療のポイントは正座ができなくなったという所です。膝の変形が無く正座ができなくなった場合、太もも裏側の筋肉(ハムストリング)の過緊張が原因となる事が多いです。
ハムストリングの緊張は腰痛や坐骨神経痛にもつながってきます。
この患者さんも太ももの裏側の緊張が顕著でした。日頃の姿勢や動きのくせ筋力の低下などが原因だと思われます。
治療はハムストリングと腰の深部の筋肉、股関節、足首のアライメント調整をメインに行いました。
治療後腰やハムストリングの緊張は取れ、正座が可能となりました。
2回目受診の際は夜中の痛みが無くなり、階段の昇り降りも楽になったとの事です。
計4回の治療で坐骨神経痛の治療は終えました。