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圧迫骨折への対応。
2018/04/24
4月24日(火)
70代 女性 自宅の階段で足を踏み外し後頭部を強打。すぐに頭部のMRIを撮影し異常は見られませんでした。
2日後から背中から腰にかけての痛みを感じ、寝返りをうつのもつらくなってきたため当院に来院。
この方は骨粗しょう症の既往歴があり、すぐに圧迫骨折を疑いました。
改めて病院での検査を勧めMRIを撮ったところ胸椎12番、左仙骨の骨折と診断されました。
圧迫骨折は高齢者、女性に多く骨粗しょう症の方では前かがみで重い物を持ったり、くしゃみをしただけでも起こることがあります。
発見が遅れたり、そのまま放置しておくと上下の骨に骨折が拡大したり、食欲不振や吐き気、便秘、息苦しさなどの症状が現われる事もあります。
治療はコルセットやギプスでの固定で、骨がくっつくのを待ちその後リハビリを行なうのが一般的です。
2,3ヶ月たっても骨がくっつかない場合は手術の対象になる場合もあります。
固定の期間が長いと関節の可動域も狭くなり、筋力も衰えてきます。その場合も鍼灸治療を併用する事で回復を早める事ができます。
圧迫骨折後のお身体の不調でお悩みの方は御相談下さい。