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梨状筋症候群に対する鍼灸治療
2011/05/30
5月30日(月) 30代女性 以前よりクラッシックバレエをおこなう。2週間程前から左太もも裏側の痛みで思うように練習できず バレエの発表会が近くあり少しでも痛みの軽減をと来院。 問診と理学的検査から梨状筋症候群と考え治療を行う。 梨状筋症候群とはおしりの深い所にある梨状筋という筋肉の過緊張により、その下を走る坐骨神経が刺激されて痛みやしびれを起こす疾患です。この場合おしりの梨状筋に直接鍼をする事が多いのですが、刺激に敏感な方であったのと体表観察で明らかな気のひずみが見られたためお腹の左大巨というツボ1穴での治療を行いました。治療直後には理学的検査症状、自覚症状とも改善以降3回の治療で治癒。現在も体調管理の為通院中です。これからの季節こういった痛みを訴える方が増えてくると思われます。痛みの症状がきつくても東洋医学的診断をふまえて適切な治療を行う事により短期間に治癒することが可能です。