2月22日(火)
30代男性 2年前右顔面のけいれん発症。MRI検査の結果、顔面神経への圧迫はみられずボトックス注射を行う。
症状は軽減するも右まぶたがけいれんし開けにくいといった症状が出るようになる。
昨年末からけいれんが悪化、常時右まぶたの開けにくさを感じるようになり当院を受診されました。
初診時は目を開けるのも辛そうな様子でした。
疲労やストレスで悪化し、首から肩甲骨にかけての緊張が顕著であったため東洋医学的には肝と腎へのアプローチとともに頸椎、胸椎の骨格矯正を行いました。
治療開始から2か月後にはけいれんはほぼ無くなり、現在2週間に1度お身体のメンテナンスで通院されております。
顔面けいれんはまぶたがピクピクする軽いものからお顔全体が常にけいれんする重度のものまでありますが、顔面神経付近の血管による圧迫が明らかなもの以外は鍼灸治療が有効な場合が多いです。
けいれんとともに頭痛、肩こり、眼精疲労、顎関節症などの症状を伴う事が多いようです。
以前は鍼灸のみでの治療でしたが、スポーツ活法による骨格矯正を併用する事で施術効果も向上しております。