みずほ鍼灸院

膝関節痛への鍼治療

2月24日(水)  60歳女性。 以前から右膝関節の痛みで近所の整形外科へ通院。 三日前旅行で一時間程歩いてから、右膝痛悪化。夜も疼いて眠れず。熱感、腫脹(+)知人の紹介で当院来院。聞くと旅行中は、普段より多飲、多食との事。東洋医学的な診断により、右足の内庭というツボと右腹部の大巨というツボに刺鍼。翌日には腫脹、熱感とも軽減。痛みも2割程度まで下がりました。元々膝が弱いところへ、多飲多食により胃腸に熱がこもり、その熱が膝の痛みにつながったと思われます。このように直接痛みの部位に鍼をしなくても、東洋医学的なアプローチにより高い効果を上げることができます。一見膝の痛みとは関係ないと思われる飲食の状態が、実は密接に繋がってくるんです。

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