7月11日(土)
50代 男性 今年4月から利き腕小指の関節付近に痛みを感じるようになる。
その後指の曲げ伸ばしにひっかかりが出るようになり、整形外科を受診
腱鞘炎、ばね指と診断される。 5月に入り両方の親指にも痛みが出てきたため当院受診。
腱鞘炎はその名の通り指を動かす腱に炎症が起こり、進行すると腱の肥厚によりばね指となります。
痛みがひどく、日常生活に支障が出るようであれば手術の対象にもなります。
基本は保存療法で、ステロイド注射を行なう場合もあります。
鍼灸治療では痛みの部位に関連する経絡、および肩甲骨や背部に反応点をもとめ治療を行います。
場合によっては自宅でのお灸も御願いしています。
頑固な腱鞘炎、ばね指であっても鍼灸治療によりかなりの改善が期待できます。
この方も痛みやひっかかりがきつく左右の指に症状が出ていましたが、1ヶ月程の治療でほぼ完治しました。