2023年4月19日(水)
以前から通院中の40代女性の患者様。
二日前から右目に飛蚊症が現れたと伝えられました。飛蚊症は以前からあり今回は大きめだったようです。
痛みや充血などの症状は無かったため御本人はあまり気にされてないようでしたが早めに眼科を受診されるようお伝えしました。
後日診察の結果、網膜に穴が空く網膜裂孔と診断されレーザーにより穴を塞ぐ手術を行ったそうです。
網膜裂孔は進行すると網膜剥離を起こすため早期発見、処置が重要です。
強度の近視の方に起こりやすく失明に至る場合もあるので、飛蚊症が急に起こったり大きくなった場合には早めに眼科を受診しましょう。
また特に眼の症状が無くても40歳を越えたら定期的な眼科検診をお勧めします。
緑内障や黄斑変性症などの失明につながる病気の早期発見につながります。