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帯状疱疹後神経痛への鍼灸治療。
2018/12/10
12月10日(月)
60代女性
11月半ば左目から左耳にかけて痛みを感じる。その2日後から左顔面部に水泡と赤い発疹が現われたため皮膚科を受診。
帯状疱疹(たいじょうほうしん)と診断されました。
帯状疱疹とは水痘ウイルスが抵抗力が低下した際などにあばれだし神経を傷つけてしまう病気です。
初期には赤い水泡が現われ水泡、発疹が消えたあと傷ついた神経の修復がうまくいかず神経痛として残ることがあり帯状疱疹後神経痛と呼ばれています。
この方も痛みが強く、毎晩夜中痛みで目が覚め痛み止めや塗り薬も効かない状態でした。
治療は刺激量に注意し、経絡および左頚部のアライメントを意識し行いました。
治療した日は良く眠れたそうです。4回目の治療時には痛みは半分ほどになりまぶたに残っていた赤い発疹も薄くなってきました。
現在も治療は継続中ですが経過は順調です。
帯状疱疹後神経痛は慢性化する事もあるため早い段階から治療を行う事をお勧めします。