2月9日(火)
先日、痛みの為腕が挙がらず夜も眠れないという患者さんがみえました。
見ると右肩は全体的に腫れており熱を持っていました。
いくつかの疾患を予想し3回ほど治療を行いましたが、運動制限と腫れが治まらない為近所のペインクリニックを紹介しドクターの意見を仰ぎました
後日診断報告書が届き、血液検査の結果や頸椎や肩のレントゲンから僕が予想していた疾患である事がわかりました。
痛みの疾患は鍼灸の得意とする所ですし、患者さんのつらい様子を見ていると自分が何とかしたいと思いますが、時には経過を見極め早めに医療機関の診断を仰ぐ必要があります
鍼灸治療での適応、不適応の判断を正確に行い重篤な疾患を見逃す事が無いようにする事が大切です。