2月10日(月)
日頃患者さんを治療していると、土踏まずが浅い偏平足、逆に土踏まずが深く甲が高いハイアーチの方を良くみかけます。
原因のひとつとして足裏への荷重のアンバランスが挙げられます。
足の内側(親指側)に体重がかかる方は偏平足に。外側(小指側)に体重がかかる方はハイアーチになる傾向があり、下肢の筋肉(特に膝から下)の発達具合に違いが出てきます。
治療法としては偏平足の場合、体重がかかる側の筋肉(後脛骨筋、長母趾屈筋、母趾外転筋)の過緊張を取り、反対側の腓骨筋を正しく使えるようにトレーニングする事で改善します。
ハイアーチの場合は偏平足とは逆の手順で治療を行います。
同時に足関節の骨格矯正を行うことでより効果が高まります。
偏平足やハイアーチを改善することで、腰痛や膝痛の改善、スポーツにおけるパフォーマンスアップやケガの予防。
女性では0脚、Ⅹ脚、足のむくみや冷えの改善にもつながります。