10月31日(土)
受精卵のグレードは初期胚と胚盤胞では表し方が異なります
初期胚は1から5までの5段階で数字が若いほど良いグレードです。
初期胚のグレードを決めるポイントはフラグメンテーション(細胞の破片、傷)が少ないほど良いとされており、
一般的にグレード3以上が移植の対象となります。
胚盤胞は1から6までの6段階で、数字が大きいほど成長度が高く、
グレード3以上はA、B、Cのアルファベットの組み合わせも加わり、Aが最も優良とされています。
初期胚、胚盤胞ともグレードが高いほど着床率、妊娠率は高くなりますが、グレードが低くても妊娠する場合もあり、
移植前後の子宮内環境を整える事も大事な要因のひとつとなります。