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帯状疱疹後神経痛

2014/09/01

9月1日(月)
40代 男性  2週間前から左の背中から腹部にかけて赤い水疱が出だす。すぐに皮膚科を受診し帯状疱疹と診断され、抗ウイルス剤を処方される。程なく水泡は消えるも1週間程前から同じ部位にピリピリとした痛みを感じるようになる 痛みは日に日に増していき夜も眠れない日が続く。
知人に帯状疱疹には鍼灸治療が有効だと聞き当院来院。
ここ2ヶ月間は仕事が忙しく疲労、ストレスが溜まった状態で睡眠時間も十分ではなかった様子。

体表観察では舌診や脈診での湿熱(身体の余分な水分が熱化したもの)の存在が顕著に現われており、それが経絡に沿って水泡や痛みを発症させたと考えました
治療は合谷、足臨泣、内庭を適宜使用。
3診目には舌診も改善し、痛みも2割程度まで落ち着き5診目で治癒となりました

帯状疱疹は疲労やストレスなどで身体の抵抗力が落ちていると発症しやすくなります。
東洋医学的にもいくつかのタイプに分けられ治療法もそれぞれ変わってきます。
今回は湿熱を排出する事で短期間での治癒につなげる事ができました

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