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つわりに対する鍼灸治療
2015/09/28
9月28日(月)
30代 二人目 妊娠9週目に来院。
妊娠5週目からつわり発症。 常に気持ちが悪く、喉がつまった感じがする。
においにも敏感で、ここ2,3日はまともに食べれず。
倦怠感がひどく 1週間前から肩こりや頭痛も感じ、雨天で悪化
10月からご主人が海外に単身赴任の予定で、不安が大きく精神的なストレスが胃の働きを阻害しつわりを助長していると考えます
治療は内関、公孫、肝ゆ穴などで気の巡りを良くし、胃腸が動いてくれるように働きかけました。
写真は治療ごとの舌診の状態です。
1枚目は初診時で舌自体の色が淡く、舌の苔も厚く胃の働きがかなり落ちている事をあらわしています。
2枚目は3日後、2診目の舌です。舌に赤みが戻り、舌の苔も薄くなっています。
食事が少しづつ摂れるようになり、気持ちの悪さも半減してきました
3枚目は1週間後。舌の赤みがさらに増し、舌苔はほぼ正常に。
1枚目と3枚目ではお顔やくちびるの血色も良くなったのがお分かりいただけると思います。
食事はパスタが食べれるようになり、頭痛、肩こりもあまり気にならなくなってきました。
このようにつわりの改善とともに舌診の変化が客観的にもみられ、治療が奏功しました。