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副鼻腔炎からの後鼻漏
2023/05/30
2023年5月30日(火)
60代男性 今年2月副鼻腔炎を発症し抗生物質を処方される。
以降鼻水が喉に降りる、喉に引っかかる事による咳、不快感。時々起こる頭痛、頭重感が3ヶ月ほど続く。
耳鼻科ではアレルギー性鼻炎とも言われ気管支拡張剤を含む内服薬を処方されるも改善ぜず当院に来院されました。
初回時、舌診にて湿邪の停滞を確認。長期間の不快感による気血の停滞があり、不安感、不眠を訴えられました。
施術は合谷、足三里、陰陵泉、神門などのツボを適宜使用しお灸も行いました。
3回目には舌診の改善がみられ、喉の不快感は消失。
4回目には夜中の咳もおさまり熟睡できるようになりました。
6回目には不眠、不安感も含むすべての症状は無くなり施術を終えました。
副鼻腔炎、後鼻漏は東洋医学的に肺、肝、脾とのかかわりが大きく、食生活の改善、運動などで余分な身体の水分や熱を排出する事が重要です。