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多嚢胞性卵巣症候群(PCОS)
2022/03/14
3月14日(月)
多嚢胞性卵巣症候群(PCОS)とは卵子が排卵する事なく卵巣に残る病気で不妊の原因となることもあります。
月経異常、男性ホルモンの高値が特徴で問診、血液検査、エコーなどで診断します。
20代から30代に多く自然に改善されることもありますが、現在妊活中の方、今後妊活予定の方は治療の必要性が高くなります。
PCОSの方はメタボによりリスクも高くなるためBⅯI値、体重㎏÷(身長m)²が25以上の方は注意が必要です。
減量で男性ホルモンも減少するためBⅯI値25以上であればまずはダイエットを行い排卵を促します。
適正体重の場合は排卵誘発剤で卵巣を刺激し排卵を起こさせます。
鍼灸治療には子宮、卵巣の血流を改善し自律神経、ホルモンバランスを整える効果がありPCОSや卵巣過剰刺激症候群(ОHSS)による卵巣の腫れや腹水を軽減させる働きがあります。