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梨状筋(りじょうきん)症候群
2021/11/23
11月23日(火)
50代男性
半年前から電車通勤で立っていると右のおしりから太ももにかけて痛みとしびれを感じるようになる。
整形外科で腰のレントゲン等検査で異常はみられず、温熱、電気、マッサージ療法を行う。
症状は変わらず、立っていられる時間も短くなってきたため当院に来院されました。
問診、触診、徒主検査から梨状筋症候群を疑い治療を開始しました。
梨状筋症候群とは梨状筋というおしりの深いところにある筋肉が過度に緊張する事でその下を走る坐骨神経が刺激され痛みやしびれを起こす疾患です。
この患者さんはマラソンが趣味でフォームの崩れやハイアーチ、過度の練習により右の梨状筋の過緊張を起こしたと思われます。
3回目の治療後痛みは半減し、6回目の治療後には通勤時長時間立っていても痛みは無くなりました。