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帯状疱疹後神経痛(PHN)
2021/05/28
5月28日(金)
70代男性 今年2月に右腰から腹部、鼠径部にかけて帯状疱疹が出現。
医療機関受診後、薬を服用し様子をみる。水疱はおさまり薬の処方も終えるものの患部のツキンツキンとした痛みやかゆみが残るため当院に来院されました。
帯状疱疹は身体のどこにでも起こる可能性があり水疱が消えた後も帯状疱疹後神経痛(PHN)として症状を訴える方が多数みえます。
こういった症状に対しての鍼灸治療は有効でこの患者さんも3回目の治療後には痛みやかゆみの範囲や頻度が減り現在も週1回のペースで通院されております。
帯状疱疹の治療は治療開始までのスピードが大事です。
疑われる場合は速やかに医療機関を受診しその後鍼灸治療を併用する事でPHNを未然に防いだり軽減する事が可能です。
帯状疱疹のひとつに耳周囲に水疱ができるハント症候群があります。顔面神経麻痺やめまい、難聴を伴う場合があり症状も重くなる事が多いです。
当院ではハント症候群にも対応しておりますのでお悩みの方はご相談ください。