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治療感覚
2020/01/24
1月24日(金)
慢性的な腰痛、ぎっくり腰のような急性の腰痛、どちらも詳細なカウンセリングを行い骨格のバランスや痛みの出る動きを確認する事で原因、治療ポイントは判断できます。
ただ中にはそういった手順を踏んでも痛みがとれない事もあり、その場合は身体をより大きな視点で診るようにしています。
先日もぎっくり腰の患者さんで左に体をひねった時の痛みがなかなか取れない方がみえました。
その際少し離れた視点で痛みの出る動作を確認したところ、左のすねのやや外側の筋肉(腓骨筋)に違和感を感じたのでその場所に鍼を打ちました。
効果はてきめんで直後からひねった時の腰の痛みは無くなりました。
こういった事は腰痛だけでなく首、肩、膝など痛みの疾患全般に当てはまります。
東洋医学でのツボの流れや解剖学での筋肉の働きを意識し、長年の経験と感覚でポイントを探し治療効果を一段上げていきます。