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妊婦さんへの腰痛治療。
2018/01/17
1月17日(水)
当院には逆児やつわりなどの症状で妊婦さんも治療に見えます。
その中で妊娠後期になると腰の痛みを訴える方も多いのですが、これはお腹が大きくなるにつれ姿勢を維持するため腰の反りが増し仙腸関節という骨盤のつなぎ目の関節が緩んでくる事が多きな原因です。
先日も左腰の痛みでびっこをひきながら妊婦さんが来院されました。腰の痛みで左に体重を乗せる事ができず歩くのもやっとという状態です。
腰痛といっても腰以外に原因がある事も多く、患者さんの姿勢と痛みの出る動作でどの筋肉にアプローチすべきかが大体分かります。
この患者さんは横になる姿勢も辛そうでしたので、まずは坐った状態で左仙骨部の多裂筋を緩めました。
その後立った状態で左の外側広筋、腸径靭帯(ちょうけいじんたい)前脛骨筋を緩めたところ真っ直ぐ立てすたすたと歩けるようになりました。
妊娠中や産後はいままで感じた事のない痛みや症状に悩まされることが多くあります。
みずほ鍼灸院ではそういった方々への治療も積極的に行なっております。