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つわりに対する鍼灸治療
2017/11/06
11月6日(月)
30代 妊娠6週目あたりから、胃の不快感、吐き気、胃痛に悩まされ一日3回は吐いてしまう。
3人目のお子さんで、上の二人のお子さんの時も出産直前までつわりに悩まされていたそうです。
家事や育児が全くできず、少しでも楽になりたいとの思いからホームページを見て来院されました。
治療は週1回。つわりの基本治療に肝欝気滞(かんうつきたい)腎陽虚(じんようきょ)など身体の状態にあわせ東洋医学的弁症治療を行いました。
2診目には食欲が出てきて午前中は比較的楽に過ごせるようになりました。。
3診目には吐く回数が1日1回に減りましたが唾液が1日中出るようになり、みぞおちあたりの不快感が強くありました。
4診目、足の冷えが強く、お灸の割合を増やすと共に御自宅で足湯を行なうよう御願いしました。
4診目までは唾液と気持ちの悪さから会話ができず、携帯やメモを使っての問診を行ってました。
5診目にはつわりはだいぶ落ち着いてきて会話もできるようになり、家事や育児も少しずつできるようになってきました。
現在は2週間に1回の治療で様子を見ています。
この方は静岡県の磐田市から名古屋まで御主人の運転で治療に見えてました。
遠方からわざわざお越しいただいてたので何とか早く治療効果が出る事を願っておりました。
つわりの症状が重かったので本来はもっと間隔をつめて治療をしたかったのですが、週1回の治療と考えると比較的早く改善したと思います。
当院はつわりや逆子、妊娠中の不定愁訴の治療も得意としております。お悩みの方は御相談下さい。